日記「子曰く…」

孔子の弟子、子路。キャラデザの確認の為に昔の原稿ひっぱりだして読んだら、ギャグネタのノリが変わってないね自分…のきもち。

金谷治 訳「論語」(岩波書店)読み終わりました。
ああ、論語だなあ…。結局、相変わらずの感想になってしまった。
論語といえば、儒教の基礎なので固いイメージがありがちですが、論語そのもの自体はか
なり素朴で簡易なものだと思ってます。(まあ、礼節を重んじよう孝行しよう勉学に励もうというのが主軸で固くはあるんですが…。)
今回の再発見としては、孔子が、国に忠節を尽くそうというよりかは、国に道がなかったらもう隠遁でええんやでという思想だったことですかね。あと、教訓めいたことは割と現代でも通用するし、人間の本質は古代から連綿として変わらないもんなのかもですね。そして鄭風の詩きらいなんですね先生…。
論語といえば、弟子とやり取りが読んでいてやはり楽しい。子路がやっぱり好きですねへへへ。中島敦「弟子」がオールタイムベストであることを思い出してしまうな…。
日常使いしたい子曰くは「賜也賢乎哉、夫我則不暇」(巻第七 憲問第十四)です。ただの煽りじゃねーか!
中国史関係、昔とった杵柄とはいえ、久々なのでちゃんと読めるの嬉しいですね…。来週は何を読もうか、久々に図書館行こうかと思うなど。

さいきん見た映画「メモリア」
久々に「一体なんやったんや!?」という気持ちになった映画だった。面白いとか面白くないとかじゃなくて困惑したけど、良い映画ではあるんだと思う…。こういう謎な感じになる映画は、たまには必要だと思いました…。

最近ですが、選挙が近いのでボランティアとかやってます。微力でもできることをやろうという気持ちですね〜。

ではまた。