日記「斜線は続くよどこまでも」

斜線祭りのはじまりだァ!斜線引いてます。もう斜線引くしかないんです、ここまできてしまったら・・・。気が遠くなると言いながらも、引いてる間は案外苦ではない・・・というか無ですね。無になって作業に没頭するの案外好きなのだと思います。

 

朝日親書「タコの知性 その感覚と思考」池田譲 を読みました。タコが頭いいのは知ってるし今更・・・と思いつつも、読んでみるとやっぱりタコすげえな・・・となりました。タコの視覚・触覚、社会性や個々の性格からわかる知性、また本邦や世界におけるタコ研究についても窺い知れて、興味深く面白い本でした。頭足類を崇めよ・・・。

 

 

知性といえば、先日読んだ中華SF本にAIに関するエッセイが載っていました。「AIが人間のように振る舞うようになるのか?」という提起で、結論は「現状では人間の持つ複雑な思考能力はAIには不可能である」でした。ただ、その追記で「情報社会の発達で人間の思考能力が単純化され、人間がAIに近づくことで、逆説的にありえる」ということが書いてあって、考えさせられるな・・・と思いました。ことSNSにおいては価値観が二極化されてる雰囲気がありますね、特にTwitter。いいねかそうじゃないか、反応があるかないか、短い言葉にまとめるためにわかりやすさばかりが重視されていく・・・思考力が浅くなると言われたら、その通りなんじゃないかとも思ってしまいます。何事も利便性や好都合なことばかりではないですね。

 

 

来週は積読消化週間ということで白帝社「司馬光とその時代」木田知生 を読みます。司馬光の本を買ってたのか私はという驚き・・・。北宋に片足の小指突っ込んだくらいの時期に買ったのでしょう、王安石の本とセットで・・・。あ、資治通鑑は読んだことないですね・・・いつか読む予定BOXに入り続けています。

 

デイリーポータルZのこちらの記事に触発されてチャパグリ作ってみたら、美味しかったです。

チャパグリの存在については、私もご多分に漏れず、映画「パラサイト 半地下の家族」で知りました。ただその時はチャパゲティを食べて「くせになる味だと思うけど、そこまでおいしいか・・・?」となったのでチャパグリにするには至っていませんでした。もっと早く混ぜるべきだった・・・これは美味しいやつですな・・・。

味についての詳細はデイリー記事の通りなので、個人的には混ぜたことで辛さレベルが低くなって良かったです。ノグリは単品だとめちゃ辛で、いつもスープ半量しか入れられないので・・・。(でも旨いんだノグリ・・・餅や練り物を入れると更にうまい・・・)

美味しいな~と堪能しながら映画のことを思い出してました。もうあまり観たくないけど、良い映画でしたね。あれを観終わって、夜の道を疾走したくなるような虚無を感じれる人とは映画の趣味が合いそうな気がします。

 

ところで11月はあまり映画観てないと振り返ったら「ドント・ウォーリー・ダーリン」だけでした。観たいのがないというか観たい映画を行きつけの映画館がやっていなかったという感じです。「ドント~」は何いってもネタバレになる系映画だったのでとりあえず良ホラーって感想です。新興住宅街系ホラー流行ってるんですかね、去年観た「ビバリウム」もそうだったし(結末や話の中身はぜんぜん異なっていますが)。

ミニシアター系でやっている「ノベンバー」というのがたいへん気になっています。あとは「アフター・ヤン」。

 

そういえば今年は紅葉狩りしてねえ!ということで調べたらもう見頃過ぎ間際だったので急いで行ってきました。

やっぱり紅葉はいいですね。

 

あっという間に年末が来そうです。年賀状の準備をせねば・・・。

体調だけは気をつけましょう。

それではまた。