日記「兼愛非攻ぐーるぐる」

「もし一人の人間を殺せば、これを不義といい、一つの死罪を犯したものとされる。もしこの道理からいえば、十人を殺した者は十の不義を重ねたことになり、十の死罪を犯したこととなる。また百人を殺した者は百の不義を重ねたことになり、百の死罪を犯したことになるわけである。このような事実については、天下の君子はみなこれを非難することを知っており、これを不義であるという。ところが、いま他人の国を攻めるという大きな不義を働く者が現れても、これを非難することを知らないばかりか、かえってこれを誉めて正義であるという。まことに不義の何たるかを知らぬと言わなければならない。」

(ちくま学芸文庫「墨子」森三樹三郎 訳 より引用)


どうして急に引用したかっていうと、墨子の言葉が、私が思う世に対する言いたいことを表すのに、的確だと思ったからです。自分でひねり出す短文よりもずっと的確だと思いました。まあ、そういうことです。本当は非攻篇で言ってること全部なんですけど、それをすると引用のルールを破りかねないので、一部だけにしておきます。

墨子は読むといいですよ。あの時代に戦争を否定し説いて回った思考感覚は凄いと思います。むろん、当時の価値観が現代では適用できない部分もありますし、読み方によっては力の理論にも解釈できてしまうので、完全に正しいとは言い切れないです。

私は基本的に人間驕るな人間やめろというスタンスの創作していますが、だからといって現実社会で人間は滅ぶべくして滅ぶといって冷笑はしたくないです。だって現実に社会で生きてる人間ですので私は・・・。自分が生きられる社会の為に、今は戦争を否定し平和を祈るだけです。


どうも、前置き長いですが、ハッピーホリデー。ケーキ食べるくらいしか祭日らしいことはしておりません。

今週は、原稿が終わったので年賀状の作業をしていました。ほとんど平日で片づきましたね。シーズン・イラストを恒常的に描くのは苦手な割に、年賀状は毎年出していますね。基本的にアナログ派なのだと思います。そして現在、私に確実に連絡取れる方法はおそらく郵送だと思います(この2022年に!)

休日はゲームに専念していました。とりあえずバロックは一度エンディングにたどり着きました。すごい刺さるゲームでした。そりゃ・・・刺さるでしょうよ・・・。ていうか、先週見た映画「マッドゴッド」感がすごく強くてびっくりした。そんなことあるか!?

あらゆることが繋がっている、きっと私の知らないところで何かが動いている、これはそう、きっと金持ちたちが編み出した暗号だ(アンダーザシルバーレイクごっこはするな)バロック、クリア後もまだまだ遊べるゲームみたいなので、しばらくはまだ遊び続けようと思います。

年末年始休みはなんだかんだでまたゲーム三昧になりそうですね。積んでるsteamゲーもやるもいいし、真3の違うルート行ってみるのもいいし・・・。(DSJロウの記を書こうな、その前に)


特に載せる絵がないので、旅先で食べたジェラートでも掲載しておきます。

美味しかったヨ!

でももうアイスを外で食べる気温ではないですね・・・。

寒さが厳しいですが、お体にはお気をつけて。

それではまた。