日記「週末としょんか」

今週は漫画を掲載しました。こちらから読めます「鰮頭子記」。ちなみに「おんとうずき」と読みます。

もう一生分のイワシ描いた、もうイワシ描きたくない!でも斜線はこれからも引く!

読んで頂いたら解ると思いますが、本当に、優(易)しくない話です。

今回は、話のわかりやすさよりも、画面の描写や構成に拘ったので自明の結果ではありますが・・・。

とはいえ、これまでのウェブ公開ではハイゴウについては描いてませんでしたね・・・。ハイゴウは漢字で書くと「海溝」です。つまり深海域の表現です。

そしてシャチさんは最強です。はい、ちょっとした余談です。

 

漫画作業がいったん終わったので、しばらく気が抜けた状態になってました。

週末から気を取りもどしつつ、前回も書きましたが、合同誌のネーム作業に入りました。

ゲームする時間作ってもいいかな〜と思いつつも、とりあえずしばらくはネーム作業終わるまでお預けにしておきます。

 

漫画を描くのに資料がいるなと思って調べてみると、地元の図書館に所蔵されていることがあって「これが文化資本・・・公共の富・・・」と実感を覚える日です。館内閲覧のみで貸し出し不可だったのでコピーさせて貰いました。何気に初めての経験でした。けっこう資料が充実していることに改めて気づいたので利用頻度高めて行きたいですね・・・。

資料探しついでに仏教美術の本をめくっていると、気になるものを発見しました。

辟邪絵 神虫(奈良国立博物館)

こういう絵で鍾馗や毘沙門天はよく見るんですが、神虫は初めて見ました。Wikipediaで調べた程度の範囲ですが、この絵以外では描かれていない存在のようです。

神の虫という名前のなのに、禍々しい気迫を感じてしまうビジュアル。何の虫をモデルにしたんでしょうかね・・・。個人的には、西洋の、しかも悪魔ですけど、ベルゼブブ的な印象もあって、蠅のようにも見えます。

ところでその仏教美術本には地獄草紙が載っており、びじゅチューンの「ヘルスチェックインザヘル」が思い出されて、にこにこしてしまいました。地獄草紙なのに!(締めのラーメン)

 

先週はずっと古典関係読みまくっていたので、ここらで小説読もうと思い、図書館で借りてきました。白水社「中国・アメリカ 謎SF」です。謎SFってタイトルがいいですね・・・。

 

なんだか今回は図書館の話題ばっかりですが、それ以外だと、仕事ではいろいろあってメンタルが黒旋風状態なので・・・(ぶっそう)。

皆様も公共文化事業に思いを馳せ、その重要性について考えるなどしてみるといいかもしれません・・・(啓蒙パーソン)

それではまた。