日記「理想せずしてどうする回」


「二度と戦争をやってはいけない。」

と、先日読んでいた漫画の台詞にありました。

無性に、胸を打たれました。よくある台詞や言葉だと思いますが、何度でも繰り返し言われなければならないことだと、改めて感じ入った次第です。

こうした言葉を陳腐だと冷笑したり人間はそういう生き物だからと諦めたりしたら、ほんとうにお終いだと思います。

暴力はいけない、戦争をやってはいけない、非暴力のもとに平和を築くべきだと、そう私は言っていこうと思うのです。

理想に向かって正しく生きようとする姿勢を持ちたいですね・・・(儒者感)。


合同誌用のネーム作業が終わった矢先に仕事が忙しくなり、平日は創作になかなか身が入らなくなっています。帰ると疲れてなにもする気が起きなくなります・・・ぼっーとしながら「びじゅチューン」をずっと見るしかなくなるという・・・。やはり残業は滅・・・という気持ちがありつつ、繁忙期は毎年のことですし、何とかこのペースに慣れてちょっとでも創作に向き合いたいとは思います。

とりあえず日記に絵はつけよう!という気持ちで描きました。擬人化人外こそわがサダメ・・・。

ブラックゴーストさんたち。黒珊瑚鎮にある賭場を仕切ってる魚たちです。大きいのが親分、小さい子分は全員で8匹います。結構お気に入りのデザインですが登場する話は考えられてないという一次創作あるあるです。まあ、賭場の名前だけはこれまでのウェブ掲載した漫画に登場してますが・・・。

元生物の一体となった尾ビレ腹ビレのヒラヒラ感がいいのですがちょっとそのあたり表現できなかったな・・・とは思ってます。


自分の好きなものに改めて向き合ってみようかと、ふと思ったので、三元社「ベックリーン<<死の島>>」フランツ・ツェルガー 著 高橋一治 訳を読んでいました。ベックリンの「死の島」好きなんですよね・・・でも「なんとなく好き」という感じだったので、「死の島」がかかれた経緯やベックリンの画家人生、そのほかの作品などが知ることができてよかったです。絵の要素が何を表しているかという分析はなかなか面白く、自分が考えつかなかった視点もあるので勉強になりますね。でも基本的に絵画は見る人によって自由な発想があっていいと思ってます・・・ベックリンもわたしは絵を描いてるにすぎないと言っていたことだし・・・。デンタルクリニック死の島でもいいんだと思います(びじゅチューン帰結)(ダニエラ・ダ・死の島)。

いつかやりたいびじゅチューンを推すだけの記事(未定)


最近、浦沢直樹の漫画「PLUTO」を読んでいます。まだ最後まで読んでないですけど、いやすごい面白いですね・・・続きが気になって仕方ない系の面白さ・・・。

ついでに元ネタである手塚治虫の「鉄腕アトム 地上最大のロボット」が収録されている文庫本を合間に読みました。じつは手塚治虫作品はあまり読んでおらず、鉄腕アトムについては初見なので、なんだか新鮮な感じしました。そして普通に読み応えあるし褪せない面白さがあるしやっぱり天才の漫画という感じ・・・当たり前の助。

この文庫に収録されている話だいたいがおのれ人間って感じありましたね、おのれ人間め・・・!!(でも人間諦めるなっていうメッセージもちゃんとあるんですよね・・・)

原作エプシロンめちゃくちゃ好きですね、というファンアート。伏し目とたまに描写される睫毛の美しさがたまらないですな・・・悲しいけれど散り際も良かった。


そういう感じで、まあ忙しいけど、まいにち平和を祈りながら、元気にやってます。

それではまた。