日記「蓮とTAROと靄」

梅雨があけたのかあけてないのか解らないけど激暑になってきましたね。

みなさま熱中症などにはどうかお気をつけて。

そろそろ暑中見舞い描かないと〜とか思っていたら、もう7月半ばですね・・・。今年は残暑見舞いになりそうな気がします。OH。

 

黒珊瑚鎮の原稿はついにラストスパートに入りました。

お久しぶりのシュモクザメくん(宦官)です。

好物は最後に残しておくタイプなので、今回はほとんど鮫ばかり描いています。あとは強い女ですかね!それと強い女とか!(強い女信仰オブザイヤー)

作成したシナリオ帳の分はほとんど終わったといって過言ではないでしょう・・・長かった!!!とはいえ、まだ枚数調整用ページやカラーページの作成が残っているので原稿自体は全然終わってないです。(あと本の編集作業もあるぞトホホ)。それでもまあ、シナリオ帳分の原稿データができたらささやかに祝おうかな・・・なんて思っています。ケーキ買ってシャンメリーあけるか・・・(おれなりのささやかさ)

 

先日、万博公園で蓮の早朝撮影会に行っていました。長らく休止していたカメラ部活動、再開の第一号!

最後の一枚はスイレンですけども…。

万博公園の蓮池、咲いてる時期には初めて行きました。あいにくの天候でしたが、やや終わりがけの蓮には雨もまた風情・・・といった感じでした。それから、やっぱり蓮はいいなぁという思いました。蓮が花の中でいちばん好きですね〜。創作漫画の中で模様やイメージとしてよく描いているのでたぶんご察しとは思われますが。

 

蓮と言えば長居植物園の蓮池で、過去にも撮影に行ったのですが、ここ数年行かない間に蓮がなくなってしまったのことでした。たいへんショック・・・。

在りし日の蓮を偲びます。もう存在しない風景なので、極楽浄土みが増しましたね。

正直、ライトアップやイルミネーション等を誘致して常設するなら、蓮復活のために何か動いてほしいとは思ってしまいますね。夜は光って綺麗なんだろうけど、昼間にでかい物体が突き刺さっていたり転がっていたりする様、あまりに無粋と感じます(植物園やぞ・・・の気持ち)。

 

蓮会のあとは万博公園を散策し、EXPO’70パビリオンに行きました。この施設があるということを友人から聞いて初めて知ったので、自分は万博公園についてぜんぜん知らないな〜と思うなどしました。70年代大阪万博の概要や資料やジオラマが犇めいて内容が凄まじく濃い場所でした。本当に犇めくとしか言い様のない密度でしたわ・・・。

物自体も過去のパビリオン館を使用していて当時のメイン展示ホールも(立ち入りはできませんでしたが)残っていました。岡本太郎オブジェも多く、生命の木(一部)の複製もありました。

拒否椅子あった!ものすごい拒否。

拒否しない椅子もあった。

 

ところで70年代万博で映像関係に関わった人の中に市川崑がいて、またもや「居るなら言ってよ〜〜〜!!!」みたいなことになっていました。ずっと居たよ・・・。市川崑といえば「木枯らし紋次郎」ですよね!!!!私にとってはそう!!!!!

 

70年代万博に対しては「そんなに熱狂するものか〜?」って割とサメた気持ちでいたんですけど、こうした資料群みると「熱狂するしせざる得ない」っていうのはすごく解りましたね・・・。熱量が、とにかく凄まじいものであることは感じられました。設計や建設・美術にかかわった人たちも有名な人ばかりというだけでなく、時代的な活力もあったとも思われます。2025年万博がこれを越えるの絶対無理でしょ・・・と思わざる得ないですね・・・(2023年7月時点で海外展示館申請ゼロって・・・)(そもカジノ誘致ありきってどうなの)。

 

今回、みんぱくは時間的に行けなかったので、つぎの機会に。この際、ひとりで丸一日行ってみようとも思いました。

おみやげも買いました。「午後の日」好きなんですよね・・・。あと「殺すな」ってシンプルでいいと思いました。反戦の意思を示すときにこれほど良い言葉もないですな・・・。

 

そして相変わらず太陽の塔は良い。BE BERABO。

 

他者に対して強制するのは明らかに論外であるのですが、提供者側に社会的な不祥事・問題が起こった時、享受側が利用しているサービスや作品について主立った支持をやめることについては悪いことではないと思っているので、私はそうしています。利用者・閲覧者は自分の納得に基づいて選択をする立場があると思います。今やすっかり不謹慎や自粛って厄介揶揄ワードみたいになってる気がしますが、自分の中でそういう尺度や意識を持つことは自由だし大切なことじゃないですかね、意見の表明は必ずしも他者への強制ではないですし。共感第一なツールであるSNS主義でトwitter一強の昨今では、表明が同調圧力をかけるものだと感じられるんでしょうかね・・・というか、いろんなものが極端になっているような気がしています、二つに一つだったり答えは一つだったり。二つの意見の間にもいろいろな段階や温度があるだろうしもっと立場への想像力があってもいいはずでは・・・と思います。そしてこの話題に特に答えはないです・・・。

 

今さらに映画マリオ吹き替え版の番宣みたんですが、クッパがどう聞いても「なんだかんだワンダー」のヘイターで笑ってしまった(吹き替え声優さんが一緒)(キャラの立場もそこなとなし似てる)。あとピーチ姫が指導者系の強い女っぽくて結構ときめいてしまいましたね。近場の映画館にくるので観に行こうと思います。

 

映画と言えば、去年に情報を目にして、かなり気になっていた作品が本邦公開なるのですごい嬉しいです。

ホラーの有名どころアリ・アスターの推薦だから公開決定なのかな〜とは思いますが、いまストップモーションアニメの波がきているんでしょうか。近年は「KUBO」にはじまり「モルカー」「ジャンクヘッド」「マッドゴッド」・・・。この流れのついでにユーリ・ノルシュテイン特集とかしてほしいですね・・・(「話の話」が好きです)。ユーリ作品集の円盤、アマンゾでもいま取り扱いがないので、やっぱ買えるときに買わなきゃいけなかったな~と悔やんでいます。ぬ~。

 

それではそういうことで。

また。