日記「見返り過ぎてオウムガイ」

残暑見舞い申し上げます。
どうもおまちどう、2023年の夏のご挨拶です。
何が夏のご挨拶だ!感は免れない絵ですけど、海の生き物を描くことで夏とする風潮への批判を込めた絵なのです。嘘です、単にオウムガイが空飛んでたら面白いと思っただけです。昨年の季節のご挨拶絵もそんな感じでした。
唐突に巨大なものが現れる可笑みが好きなんだと思います。河鍋暁斎「惺々狂斎画帖(三)」のヌッと出てくる巨猫や、歌川国芳「相馬の古内裏〜」のがしゃどくろとかです。マグリット「ピレネーの城」もそうですかね。
もっと日本画(あるいは浮世絵)風に寄せても良いとは思ったのですが、手前になんとなくバラック小屋を配置したので、それは合わない気がして・・・と迷走してしまった感はあります。あえて何風かと言われたら・・・で・・・デ・キリコ?(でもないと思う)(ちなみにバラック小屋は、ゲーム「ゆめにっき」にでてくるバラック集落のイメージではあります)
なんというか、シュルレアリストになりたい夏、みたいな季節絵です。個人的がすぎますな。使用画材は水彩絵の具と色鉛筆です。
色鉛筆は減る色の偏りが大きいんですけど、黒と白は段違いです。
三菱のポリカラーを愛用してますが近所に売ってないので無くなったらポリカラー行脚確定なんですよね…。
ファーバーカステルは使いやすいけどなんか貧乏性で使ってない感じありますね…(むしろMOTTAINAI)
夏休みもあっという間に終わってしまいました。最終日の今日は台風で荒れ模様でしたね・・・私は自宅に居て、特に停電もなく無事でしたが・・・。それにしても、全然休み足りないのであと20連休ください!そんなことを連休終わりに毎回言っていますね・・・。
足りないのは確かなこととしても、なかなかに充実した夏休みでした。
どうせ外に出て行っても暑いので自宅でがっつり原稿作業に取り組みました。結果、10月の関西コミティアのための原稿がだいぶ進み、目標であったカラーページもしっかり終わらせられたのは本当によかったです。絵が出来上がっていく過程はやっぱり楽しく、創作の楽しみというのは代え難いものがある・・・などと、改めて思ったのでした。ついでに印刷の予約もすませたので、本になる実感がだいぶ沸いてきました。楽しみだな〜。
結局のところ原稿終わる前にswitchは買ってしまったのですが、とりあえず「ピクミン4」は封印してます・・・原稿が片付いたらってことで・・・。今は「リングフィットアドベンチャー」で筋トレしてます。肩こり改善メニューやったら肩の筋肉が筋肉痛になって、コリがとれてるのかよくわからない事態に・・・がんばって鍛えます・・・。
映画もそこそこ見に行けたと思います。「ビデオドローム」「リトル・マーメイド」「スーパーマリオブラザーズ」・・・ジャンルを満遍なくみたという感じですね。どれもそれぞれ良い面白さでした。
以前観た「センキョナンデス」続編の「シン・ちむどんどん」も観ました・・・沖縄の政治的状況や基地問題について、知見を得たというか、知らないことばっかりだな・・・いう自省の念が強くなる映画でした(前作もそんな感想だったような)。もっと学ばないといけないと改めて思いました。そして今日は終戦記念日ですね・・・。
色々やりつつも、逆に本はあまり読まない夏休みでした。マンガですけど、手塚治虫「火の鳥」は太陽編の1巻だけ読みました。文庫版だから一冊で終わると思ってたら、堂々の「続く!」って感じでした・・・。続きは、気になるので借りてきます今度・・・。陳腐で当たり前なこと言いますけどやっぱり手塚治虫はすげーよ天才・・・。
それではまた明日から労働〜なわけですが、がんばって生きていきたいですね。

 

最後に今日食べておいしかったアイス紹介して終わります。
かき氷と言いつつ氷の砕きが割と細かくフローズン感あってよかったです。バニラアイスも結構大きめ。
ではまた。