日記「さまざまな散財」

 

文学フリマ大阪に行ってきました。一般参加ですが実に3年ぶりの即売会でした。会場内も大盛況で、イベントって楽しいな~という気持ちが大分高まりましたね…!!!コミティアのサークル参加がますます楽しみです。

もう散財が凄まじいやつです。財布がたいへん軽くなりました。文学フリマ、文学といっても、文章だけでなく広汎なジャンルを含んでいるのでラインナップを見るのが本当に楽しかったですね…。同人サークルだけではなく小規模な出版社や本屋さんも出店しているんですね~。

あと日参してる読み物サイトである「デイリーポータルZ」のライターさんの名前を見かけることもありました。確かに、ライターさんという職業だからこうしたイベントにも居るのも当然…と思うなどしました。

来年の京都文学フリマも遊びに行こうと思います。その前に本の断捨離しなくては…(ギチギチの本棚を眺めながら)。

イベント後に、大阪天満宮に行ったら凄いうねりのある雲模様が見れました。

菅原道真公が祀られているという説得力といえば説得力。

ところで置かれていたこれらがずいぶんとシュールでした。協賛企業なんだろうとは思うのですが、神社に紙パックジュース奉納ってちょっとジワる、コーヒーはノンシュガーだし、健康的ですね…。

ゲーム「ピクミン4」が面白すぎて、日常に影響が浸食してる私です(推しピクミンは白)。ひとまずメインストーリーはクリアしましたが、やりこみ要素が多くてなかなか遊ぶ手が止まらないです・・・。最近絵を全然描いてない!!でもちゃんと原稿作業は前に進めておりますので、新刊を落とす事態はない・・・ハズ・・・これもまたダンドリ・・・ダンドリ・・・。関西コミティアの当落はまだ決まってないですが、いずれにせよ黒珊瑚鎮の本は出します。

そういえば、手塚治虫「火の鳥・太陽編」の続きを読みました。
手塚治虫の漫画読むたび同じ感想になるんですけど、やっぱりめちゃくちゃ面白いし巧いし天才としかいいようがないですね・・・。
過去と未来が巧妙に繋がっていくシナリオ、ものすごい素直に感動しましたね。終幕に向けての流れは、過去と未来の場面が交差し、鏡のように繰り返す悲劇を映し、非常に壮大かつ虚無という味わいでした。迫害されていた側が立場が変われば、迫害していた側と同じことをするという展開には、途中まで前者に同情を寄せてしまっていたので「権力とはかくも人を変えるということ」強く突きつけられた気持ちになりましたね・・・。作中で火の鳥が「権力と結びついた宗教は残忍」というのは、まさに、今この現実において認識すべきことだと思いました。手塚治虫、差別構造や迫害について伝えようとする力が、漫画の中にあって本当に圧倒されますね…。
人間の歴史の繰り返しという重いテーマと同時に、壮大なロマンス物語であったわけですが、そっちの方は「そう…」って感じでした(ご察し)。メインヒロインのマリモちゃんかわいいけど、個人的には未来主人公の今彼女のイノリちゃんの方が好みでした。あと過去編のオババ。オババ、最初は「とんでもねェー!!!なんだこのシニア!!!」だったんだんですけど、中盤から一気にヒロイン枠というか…いやヒロイン枠でしたね(?????)
「火の鳥」は続けて読んでいきたいですね。次は「鳳凰編」を読もうかな~と考えております。

宗教つながりってわけではないですが、講談社現代新書「古代オリエントの宗教」青木健も読みました。
前にオリエント神話についての新書を読んだので、それの補強になればな~と思って手に取ったのですが、神話ではなく宗教の派閥や変遷といった内容でした。でもかなり興味深く、面白く読めました。ついでに聖書に関する解像度が上がりましたね。

クレイ系なぞゲーこと「Hylics」の続編、「Hylics2」に日本語MODが出てるのを知りました。

やりたいですね~。でも、積みゲーはそんなにないのですけどやりこみ度低いゲーはたくさんあるんですよね…(OMORIとか…)

セールになったら買おうか…などと。

 

そんな感じです。

ではまた。