日記「君はスター☆ジョン」

創作擬人化人外のチョウザメ(解体屋)。解体するのが好きというわけではないけど、生業として嫌いではないからやってる、そういう方。淡水魚だけに淡々としてる(…というのは後付けです)。

チョウザメは体側面の鱗がお洒落で良いですね。ひし形感の連なり感(とは)。

ちなみに、チョウザメは英語でsturgeon(スタージョン)、なんかお洒落(か?)。

これは鳥羽水族館のチョウザメ。チョウザメは鮫ではないし海水魚でもないのだけど、尻尾の形や全体のフォルムが似るのは不思議ですね。進化の不思議~。

……自分の創作擬人化人外のあとで実物(ご本魚)の画像を載せるの何だか恥ずかしいな…。

 

最近の創作状況ですが、シナリオ作成がなかなか進まないもので、年内に漫画あげるのは難しいかと思われます。来年5月の関西コミティアは参加予定ですが、既刊のみになるかもしれないです…せめてコピー本くらいは作りたいですね…気持ち…。追い込まれていいものが出せるタイプじゃないので、棘皮の歩みで頑張っていきたいと思います。前にも同じ感じのこと言ったな…何回でも言っておくか…。

海鼠ズ。

どうでもいいメモ:単純に線を濃くしようと思ったら濃淡値いじるよりもレイヤコピーして乗算した方がよい。

 

秋といえば紅葉…なので写真撮りに奈良へ行っていました。

今年は色づきが遅い様子でしたが、それでも良い写真がたくさん撮れました。色づき具合のグラデーションが大分好きな感じでしたね~。イチョウは一番いい時に見れたと思います。当日は天気にも恵まれてよかったです。少し暑いくらいでしたが…(11月ってなんでしょうか)。

いや~それにしても、やっぱり奈良はいいですね。あまり齷齪しない感じが好きです。

しかし「火の鳥・鳳凰編」読んだあとなので、前とは違う気持ちで東大寺を眺めていました。嗚呼、権力と言うものの傲慢さよ……茜丸………………我王……………………。

そしてまたしても鴟尾を撮っていました。NICE=SHIBI。

 

手塚治虫「火の鳥」シリーズは「乱世編」を読み終わりました。

……のですが、これ、感想がすごく書きにくいですね。それは、面白くないから、ということではないんですけども…(描写面で言うと全体的に「動き」がとてもスピーディーな感じがして好きな編ではあります)。

書きにくいと感じる要因のひとつには「乱世編」には火の鳥が登場人物たちに干渉しないことにあると思います(清盛の夢には出てきたけど姿は現さずだし、干渉と言うには浅い気がする)。このシリーズにおいての絶対的な価値観をもった火の鳥の、愚かな人間たち…と見つめる確かな視線がないので、私ははどの立ち位置で読めばいいのか…となります。ありもしない鳥の幻に右往左往する人間群像をただ眺めるしかできない…抱いた感想が正しいものかどうかわからない…という感じですかね。

あと、書きにくい要因のもうひとつ。どうも「乱世編」は出版社によって話の構成やラストが微妙に違うところがあり(Wikipedia調べ)、今回私は前編は講談社文庫版、後編は角川文庫版で読んだため、なんかスッキリしない感じになりました…。犬と猿のくだりが何を表しているか、とか…。

そんな感じではありますが、もちろんこれまで読んだ「火の鳥」同様、権力闘争の愚かさと戦争の悲惨さを訴える部分はありますのでその部分は汲み取れたとは思います。

それから、弁太のどうしようもない感じが、ほんとにどうしようもないでしたね…。それは性格がどうしようもないというよりは流れに抗えないどうしようもなさで、最後の最後で反旗を翻したところでもう手遅れというか…。それもまた一つの戦の悲惨だと思います。弁太はモラルハザード鬼畜冷徹野郎義経(美形)につかまったが最後感はあるけど…こんな信頼関係も何もない義経主従初めて見ましたわ…。そもそも平家物語自体が美化されたフィクションだよ…都合よく話は書き換えられる…ということを言わんとしてるのは解りました。そのあたり「ヤマト編」でも言及されていたことですし…。義経、ほんとヤな奴だったな…「火の鳥」外道キャラランキングがあったら上位に食い込むんじゃないでしょうか(1位は火の鳥)。

あと、我王生きとったんかワレ!!!!!!THE大往生だったけど、猿田因果(とは)が待っているのを考えると素直にそうは言えないというか…火の鳥はお帰り下さい…。

書きにくいっていいながらも結構書くことありましたね!

「火の鳥」シリーズ、残すところは「羽衣編」「復活編」「望郷編」「少女クラブ編」です。年内に読破できるか、もしくは年末年始に読んで過ごすか…って感じですね。

 

久々に見た映画かなり好みでよかったです。

私が一番好きで最高だと言って憚らない海外ドラマといえば「レギオン」で(前提)この「モナ・リザ~」の監督がそのエピソード監督を務めたことがあると知って評価にバイアスがかかってはおりますが、サイケデリックな映像と音楽が心地よく駆け抜けていく、それであって路地裏的な臭さもある、良い映画でした。とにかくその「雰囲気」を楽しむのであってストーリーは二の次という風合いなのであまりお勧めはしにくいですが…(急に終わってくれるので)。特殊能力がでてくるのでSFやファンタジーな感じはしますが、個人的には人情ものというジャンルに属すと思います。はじかれ者たちの下町人情物語…。

あと序盤にでてきたチャラい兄ちゃんがぜったい無礼はたらいて死ぬと思ったらスーパー善人だったので人を見た目で判断してはならないなと思った次第です。

 

創作に関して何にも手につかないときは、とりあえず作業をしようということで、今日は年賀状の準備とかしていました。それにしたって来週から12月とは驚きですね…

良い資料はあるけどあんまり活かせてない…と思うことよくあります。

 

今日はこんなところで。

ではまた。